登山は、とても景色良さそうだけど、登るのがつらくて大変とかいうイメージが
先行してしまいますか?
昔は、自分も登山するときは心配でした。でもいつだったか必ず着くわけだからと
あまり気にしなくなり始めたタイミングもありました。
でも山中での目的地への距離感覚がつかみ始め、疲れない歩行技術も向上すると
だんだんと楽になったのを覚えています。
問題ありません。
しんどくなく登山を楽しむための歩き方を中心に説明します。
なんだあ、ということかもしれませんが重要なことだったります。
バテについては、シャリバテという言葉あるように、シャリつまり、お米やその他
食事を摂らなくて疲れてしまうことは知られていました。
食事についても今回少し触れます。
・登りの歩き方、下りの歩き方
・自分のペースの掴み方
◇えむちんの独り言◇
山岳部時代は、SL(サブリーダー)と呼ばれる役割があり、常に先頭を歩いていました。
先頭を歩くということはペースメーカーであるというこです。
10何名もメンバーが移動すると、誰かはバテるのです。
本当に、全員を楽しく導くことに注力を注いだ時期があり、今回単独になったとしても
いきているなあと思います。
登山の歩き方は基本であって、楽しさに左右すると思いますので頑張ってカキコします。
登りの歩き方、下りの歩き方
・登る時は、精神的にしんどく感じます「まだ着かないの?」
・下る時は、自分の体が重くて、足の筋肉がヒクヒクします
登山は特別なことをしません。歩くだけです。
まず、左足を前に出します。その後、右足を前に出します。これを歩くと呼びますW
誰でも毎日やっている歩くだけなんですね。簡単です。
どうして、登れるか心配になってしまうのか。
傾斜ですよね。
後は舗装されていない登山道というところでしょうか。
登山は疲れて当然、頑張らないと登れません!
という概念を無くしましょう。
頑張らなくても、足を出していれば自動的に頂上に着くのです。
呼吸が苦しくなれば、ゆっくり歩けばいいのです。休憩ればいいのです。
本当にそれだけ。
では、歩き方のコツも説明します。
足に負担をかけない歩き方、これを考えます。
小股で歩く
手や体を使って登る
階段状を直登しない。ジグザクで。
足だけで歩かない。手や体全体を使おう。
小股で歩く
筋肉の労費を防ぐ意味があります。それに一度に移動する距離が小さければ
楽ですよね。
手や体を使って登る
ひとつは、ストック。手を補助として使い、4本足で分散させる考え方です。
これは、私も実践していますが、かなり有効です。
下りでもうめんどくさいなあと思う時にストックを前に出して体を止めますw
下りでは重い体を支えるのにかなり足に負担がかかります。
登山道に木や岩があれば、それをわざと手で支えて歩くのがよいかと思います。
かっこ悪い? 山なんて誰も見ていません。いいのです!
高低差があるところは足だけで越えない
下りであれば、もう座ってしまう。
そして、お尻を少し前に滑らせて着地するのもよいです。
階段状を直登しない
階段状になっていて、足を上げなければいけないところは避けます。
真っ直ぐに登らず、ジグザクに移動して、登る傾斜を少なくします。
登るときは精神的なものが大きく関わっています。
後何分で目的地に着くのかを意識することで、15分後は確実に目的に着いていると
分かれば安心しますし、逆でハラハラしていると、それだけで体力は消耗します。
最初は自分のペースをつかむまで出来ないとは思いますが、訓練でできるようになります。
歩くペース
喋れる程度のスピードを続ける
しんどければ、傾斜に合わせてスピードを落とせばいいのです。
体力が無いと自覚するのであればゆっくり歩けばよいと思います。
こんなにゆっくり歩いても時間的に大丈夫かなあという思えるペースが一番よい感じです。
休憩
休憩のタイミングや休憩の時間配分を上手にできると、さらに楽になります。
しんどくなってきたから休みます。。。では遅かったりします。
連続歩行時間を意識して、1時間たったら必ず休憩するようにします。
その他、立って休憩するのもおすすめです。
特に呼吸が上がったりした時は、ゆっくり歩くのではなくて思い切って止まってみましょう。
止まってもいいというルールは、精神的にもかなり楽になるのではないかと思います。
座ってしまうと、次立ち上がるのが、重かったりしますので、プチ休憩は使えます。
良い景色に恵まれれば写真撮影する時間をこの休憩としても最高ではないでしょうか。
食事や水の摂取
これは頻繁に行います。食事は、お昼に食べるもの。。。ではないんです。
登山は、歩いて登ったり下ったりするだけなので、行動的には地味なのですが
消費カロリーはすごいんです。
人を凍死まで追い込んでしまうこともありますから。
あれは、とても寒い場所にいるから、という理由だけではないんです。
接収カロリーが少なすぎると体温が維持できなくなり危ない常態になるのです。
食事と水は、常に取得することが大事です。
体内の栄養が少なくなり血糖値が下がるとどうなるのか。
・呼吸が息苦しくなります。
・体が冷えて寒くなります。手先から順番に冷たくなります。
・ボーとして場合によっては眠くなります。
・ふらつきます。バランス感覚が悪くなり、真っ直ぐ歩けなくなることがあります。
いや危険です。
お昼以外に食べるおやつを行動食と呼ぶこともあります。
常時いつも食べられるものは、飴です。飴を食べましょう。
砂糖の塊ですから、血糖値はあがりますし、食べると、登りでは呼吸が楽になります。
・チョコレート
・ビスケット
・ブロックバー系(カロリーメイトとか)
・飴
・ゼリー系
・大休止 昼ごはん(1時間)
・小休止 座って、行動食(15~20分)
・立ち休憩 立ったまま写真撮影。呼吸を整える(1~3分)
3時間の行動では、だいたいこんな感じになると思います。
出発 → 歩行(1時間)→ 休憩(20分)→ 歩行(1時間) → 昼休憩(1時間) → 歩行(30分) → 休憩(15分) → 歩行(30分) → 下山
水は、装備の中では一番思いものです。1リットル=1kgですから、持ちたくありませんw
でも、一番重いものが体に一番重要だったりするのでやっかいです。
脱水症状も怖いので、休憩毎に必ず飲み物を飲むようにします。
飲んだら食べる、塩分をとればバテにくくなります。
日帰り5時間工程では、2リットル。
できれば3時間工程でも、2リットル欲しいなあというのは願いです。
では今回はこんな感じで。